モダンでエコ

「モダン住宅」の歴史は古い。

和英辞典によると、モダンとは「現代的、近代的」と訳されます。 「モダン住宅」とは、無機的な素材であるガラスや金属などを使って、直線的な印象で構成された都会的な雰囲気のある住宅を指します。 年々増加している「モダン住宅」ですが、その特徴は、軒の出ないフラットや片流れの屋根箱型の住宅形状、また丸型や四角、縦長などのアクセント窓や大開口の窓などの、窓使いにも見られます。 「モダン住宅」というと、発祥地が欧米で、日本に入ってきたのはまだまだ最近だと思われがちですが、意外とその歴史は古く、日本の歴史的モダン住宅はいまだ現存しています。 東京都品川区にある「土浦邸」は1935年に建てられました。 外観は真っ白な箱型で開口部が大きく、吹き抜けになっています。 パネルヒーター、水洗トイレなど、現在の住宅とほとんど変わらない設備も整っています。 神奈川県横須賀市の旧竹田宮別邸は1931年に建てられました。 皇族の別邸としては、洋風建築というのは大変珍しかったようです。 リビングの曲面ガラスにより相模湾が見渡せるようになっていて、まさに別邸の印象そのものです。

取り入れたい「エコ住宅」。

環境問題に対する配慮や省エネ効果に重点を置く人が増えています。 「モダン住宅」の今後の動向としては、「エコマンション」「エコ住宅」など、環境に配慮した住宅が広まっていくと思われます。 そもそも「健康配慮」というコンセプトから始まった「エコ住宅」ですが、今では光熱費が安くなる「省エネ型」に移行してきました。 省エネという観点からは、壁の断熱、ガラスの断熱は重要です。 断熱性を高めるには、窓ガラスが一番の弱点でしたが、今はペアガラスやエコガラスが開発され、断熱性が高まって、結果、冷暖房費の節約につながっています。 またヒートポンプという方式の電機温水器やガス給湯器、床暖房などの設備機器の進化は、今後も益々進んでいくと思われます。 「モダン住宅」の中に「エコ住宅」を取り入れることで、今後はスタイリッシュな外観と共に、「エコ」で無駄がない、有利で快適な生活が主流となっていくでしょう。